虹を架ける王妃

うっとりだったよ〜。
岡田さんのデコ全開の髪型ですっかり期待感が低かったからすごく良かったよ。
ビジュアルばっちり、微妙に変えてくる髪形とか眉とかにプロのお仕事を感じます。
特に後半のオールバックに丸い銀縁メガネが好み〜、きっちり着たスーツ姿が良く似合う。
高貴な王子様の役、似合うなぁ。
普通こんな時代のドラマだと、時代の説明とか描写に時間がとられそうなんだけど、そういう部分は最小限にして、2人の話に集中して見せてくれてたので、じっくりうっとり集中して見られました。
てことで、おのずと2人の出演シーンが多いし、逆に他の説明的なシーンが少ない分、2人の演技がしっかりしてないと、すぐに飽きそうなんだけど、まったく問題なし。ものっすごく細かい演技してるなぁ、2人とも。
最後もなんか唐突に終わった感じもしなくはないけど、あくまで2人のメロドラマとして作っているなら、あれでいいんだろうな。
もっと年を重ねたビジュアルがどうなんだろう、と思ったら、菅野さんだけ特殊メイクで、岡田さんは若いままのイメージで、美しいままこの世を去ってしまったのね。ベタな気もするけど、あれがこういうドラマにはいいのよね〜。ちょっときゅんきゅんしちゃったよ。美形薄命が良く似合う。
Vシュランで、休憩時間にトルストイの「戦争と平和」読んでるっていってたけど、この役なら、読んでそうなキャラだな、役作りだったんでは?岡田さんならやりかねない。(実は小道具であって、待ち時間に読んでたとか)
菅野さんさすが、岡田さんも安定してるし、アイドルさんとかファンとか、気がつくとそんなの忘れてみてました。
こんなにストレートな恋愛体質のドラマ、岡田さん初めてでは?うんうん、なかなかいいぞ。
予断ですが、ドラマでは岡田さんが強い感じだけど、演技してないところでは、逆だったのね(笑)