タイガー&ドラゴン「明烏」の回

なんか、ますますパワーアップというか、面白くなってきたよ。
今回は美礼センセイこと薬師丸裕子様登場。さすがは、10代かた角川映画の主役張った女優様。女性の落語家は少ないと思うけど(というかプロではいるんでしょうか?)、ゲストなのに、いきなりのオープニングの貫禄はさすがでございます。
さて今回は、こっちの考えていることを見透かしたかのようなシーンとか、逆にそうきたかというところもあり、役者さんもますますハイテンション。阿部サダヲさん、ますますキテます。岡田准一さんもだいぶきてます(笑)
やってるほうは、すごく楽しいんだろうな…と感じられますねー。
商売をやっている家の若旦那があまりにかたいので、お父様公認で吉原に遊びに行かせる話と、どん吉さん(40歳以上独身、マザコン)を目覚めさせるという口実で温泉に一泊で合コンに行くメンバー、で最後はどん吉さんは薬師丸さん演じる不良債務を負った女性と結ばれると。
今回もわかりやすく、元の落語とうまくリンクした話でしたね。
そして、中盤戦で中弛みしそうな時期に、いつもよりハイテンション…でテンションだけじゃなくて、
例えば虎児は、
「谷中家の借金を全て取り立てるまではフェードアウトできない」
という事を若頭に言われてるシーンは、見てるこっちもそんな気分になりそうになってきているところを、はっと気づかされた感じで、これがまたラストとか、いろんなシーンに効いてくるんだろうなと…。
その前のランジェリーパブで銀次郎に一人で仕事を任せ、ちゃんとした跡取りになってほしいと、真剣に語っているようで、電話を切ったあとにいきなり林家亭一門と一緒になって騒いでたり、その他のシーンでも、ますますこっち(落語・浅草)の世界に近づいてきたなぁと思って見ていたあとだけに、そのあとの、「この」シーンは効きました。
見ているほうも油断できないし、目を一時も話せないよ、クドカン
そして、ますます仲良くなる谷中ブラザースが、どんどん面白くなってきた。SP、1話から考えると、顔と実力は違えど兄弟なんだな…というか、今回仲良すぎて気持ち悪い位だよっ!くっつきすぎだよ!(笑)
そういえば落語再現シーンの「そんなに帰りたければ帰えりゃいいじゃねーか」と、ホテルから帰ろうとするときの竜二の「じゃあ帰れば、帰えりゃいいじゃん」と、セリフまで合わせてきた、うまいなぁ。そのあとの脅迫めいた説得。黒竜二だ…
さて…今回もツボ多すぎだよ…簡単に箇条書き。
・カツアゲは井筒ワールドに限るな。
・虎児に頭突きくらって人形まで鼻血。
・全国共通おこめ券。(渋っ!)…先週からの流れがちゃんと繋がってるよ。そうきたか。
・OH喜利喜利ボーイズで、虎児だけ小虎じゃなくて山崎君なのは、「笑点」でいうところの山田君?(ざぶとん運び)
・ノリノリで西参道(浅草寺の裏からWINS浅草に繋がる参道)歩く一門のあるある探検隊。(シャッターほとんど開いてないのは早朝ロケ?いや、あの店が開いてるから、定休日のお店が多い日か?)
・借りてるビデオが「さびしんぼう」…(尾道三部作、富田靖子主演、知らない人は、40代くらいのお父さんに聞いてね。ちなみに他の2作は「転校生」と「時をかける少女」だっけな?ダンナに確認しよ。)
・男の子はとりあえず下ネタでしょう。
・表参道での、どん太さんのパーマンの帽子。
・吉原大門の門番の小虎さん、似合いすぎ。
・町内の札付きげん兵衛さんと太助のダブル竜。W(ダブルユー)みたいだな…あ、ポーズまでWまねてるよ。ちっちゃいところまで似…(自粛)
・りささんの蹴りにますます磨きが…蹴ったあと、足そのままポーズ。
・「泊まるってことは、泊まるってことだよ…」
・「兄貴…」「どうした弟」「俺、兄貴の弟でよかった…(ものすごいマジ顔…笑)」(抱擁)
・あれ、背中が痛い、振り返れない…
・虫の知らせかよっ!
・ダブル竜の「だーよっ」って、何だよ?
・さやちゃんが泣いてます。(可愛い〜!)
・ミチコロンドンだよ。
・にせ小虎。(ジャンプ亭じゃんぷさん)
・あれっ?組長まで小虎って言ってる、そのこころは?
・「ガンダムみたいに守ってあげたい」…なにそれ?ジャンプさん。
・「考えていい」「平気」(早っ!)おしりキュッ!(笑)
・酔っ払ってお兄さんに膝枕してもらってるよ、竜二くん。
てんこ盛りすぎで、お腹いっぱいです。
今回はこっちもテンション上がるというか、ずっとにやけて見てて、とにかく面白かったー!
さて、次回あたりから竜二くんの比重が上がってきそうですね。「猫の皿」って、聞いたことあるような、ないような…